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旅行記・ブログ
2023-5-20
いざ行かん、最南端の地へ #1
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帰り道の寄り道~豊橋~ 関西遠征#3
みなさんこんにちは。
最近になって仕事が忙しくなってはいるものの、せっかくブログの更新に対するやる気に火がついているのでそれを絶やさず更新していきたいところ。
なにとぞよろしくお願いします…

というわけで、今回は九州は鹿児島へ行った記事。
結構旅行などで多動しているわりには実は当方、九州には一度も上陸したことがない。
過去の遠征の写真を見ていると東側の写真が多く、関西はおろか名古屋ですら始めて降り立ったのは1年ほど前なのでいかに西側成分が少ないかがよくわかる。
関西も2月に阪堺電車を撮るために大阪、4月には前回の記事での北条・神鉄で行ったがその前は中3の時と、かなり間があいているといえる。
初めての九州にワクワク…

小田原からでは普通に鹿児島行の初便に間に合わないので、羽田空港近くでカーシェアをしばいてマルヨして時間をつぶす。



そのまま飛行機で…いざ九州!



富士山の山頂部分だけがちょこっと見えてる。
しばらくの海の上を飛んでいると九州は宮崎の陸地が見え、あれよあれよと高度を下げながら鹿児島空港に着陸。
ボーディングブリッジを渡り、無事に九州の地に始めて降り立った。これで日本の本州+三島にすべて降り立ったことになる。ちょっと感慨深い。
そのままレンタカーで一路鹿児島市内へ。地味に遠い。そもそも鹿児島空港は鹿児島市内にはなくて、霧島市に位置している。最寄駅も肥薩線の中福良・嘉例川駅で鹿児島中央駅からはかなり遠い。
前日に睡眠が浅かったせいか途中眠くなったりしたがなんとか鹿児島市内に到達。

まずは、鹿児島中央から指宿・山川を通り越して終点の枕崎までいく普通列車を撮る。この指宿枕崎線を全線走破する列車は確実にキハ40が入る運用なのでねらい目。
ちょっと渋滞気味の市街を走り、前日に鹿児島入りしていた知り合いを拾ってまずは南鹿児島駅付近へ。



まず1発目は、指宿枕崎線ではなく鹿児島市電。
南鹿児島駅付近は、指宿枕崎線と鹿児島市電が並行している走行しており、キハ40と路面電車を同じ場所で味わえる贅沢な場所。
それにしても、本当に色の組み合わせが湘南色みたい。少しオレンジの部分が黄色みがあったりはするが。



そして指宿枕崎線。居酒屋の佇まいがすごい刺さる。ヨンマルと街並みを絡めて撮ることがあまりなかったので(小湊のヨンマルとか北海道のヨンマルとかはどうしても山で撮りがち)結構好きな画になった(自画自賛)
先ほどの市電が戻ってくるのでそれも撮影。





軽快電車って感じの見た目。ライトの形や配置は結構見慣れた都電7700に近いものがあって親近感がわく。しかし車体は1995年からの製造とかなり新しく、この時に撮った9515号はなんと2000年製の車体。見た目に反してかなり新しいな~と感じた。

さて、先ほど撮った枕崎行を追っかけ。だいぶ列車がいってから時間が経っている。いくらヨンマルでも一般道では追っかけできないのでは?と思うかもしれないが路線の様子を見ると…



指宿・山川を経由するためかかなり遠回り。一方で車は鹿児島市内を少し出たあたりから枕崎方面へ直線状に行くことが可能。余裕をもった運転でも、列車が到着する30分ほど前には次の撮影地まで追っかけられるのだ。こう言う事情もあいまってか、鹿児島市内と枕崎などのエリアでばバスの方がシェアが高く所要時間も短い。ほかにも、鹿児島本線沿いの伊集院駅や、鹿児島空港への直行バスもあるなど結構鉄道と比較して便利。
1時間ちょっと車で進めば、薩摩塩屋駅に到着。この駅こそ、今回鹿児島にきた一番の目的。
踏切がなって…



陽炎の奥から、二つのライトが見えてくる。





緑のトンネルをくぐって…





トンネルから出てきたところに少しカーブがあって、薩摩塩屋駅に到着してくる。
すごい、スケールが尋常じゃなきくらいすごい。ここほんとに日本なのか?って感じ。
車両がわからない一般の人に見せたら「これ東南アジアで撮ったんですよ!」っていったら割とだますことができるかもしれないくらい。
北海道の根室本線や、そのうちの花咲線区間なども荒野が広がっていて日本離れした風景なのだが、それとはまた違った感じの日本離れ。
いかにも、最南端、最果てへと向かう鉄路って感じがしてすごい好き。

薩摩塩屋から車で少し走ると、いよいよ指宿枕崎線の終点、枕崎。





ここが、北海道は稚内から続く鉄路の終点。3099.5kmにも及ぶ大いなる旅路の終点だ。
列車でたどり着けていないのであまり実感が湧かないが、本当に南へやってきたんだなあ…としんみりした。



ずっと稚内から途切れずに繋がったレールは、この車止めで終わる。一度でもいいから、稚内から枕崎まで鉄路だけで旅してみたいな。
できれば在来線で。

その後は一つ隣の駅、薩摩板敷駅で折り返しの列車を撮る。



だいぶ枯れているけれど、南国らしいヤシの木を。



駅の近くに水産高校があり、休日だからちらほらではあるが高校生の利用者もみかけた。
この駅の通学風景、撮ってみたい。

指宿枕崎線の特に山川以西の区間は線路がヘロヘロなのもあってかとっても速度が遅いので、車で簡単に追っかけができる。
つぎはインスタで見かけた有名撮影地へ。



いやもうコスモス咲いているんかい。
撮影したのが5月の中旬なので秋どころか、まだ夏にすらなってない。気が早すぎるだろ…
かつて大学に通学していた時に朝霞のあたりで6月にコスモスが満開だったのを見かけたことがあるんだが、それよりも早い。
まあ個体差もいろいろあるからありえなくもないのかな?



こっちはこの時期らしく苗と。たぶん今頃は綺麗に黄色く実ってるんだろうな。

というわけで、この日の指宿枕崎線の撮影はおしまい。
薩摩半島をまっすぐ北上して知覧を経由し、向かったのは伊集院。415系は残念ながら昨年に引退してしまったが、鹿児島本線にはまだまだでっかい被写体がいる!
それが…



これ、ED76。九州島内の交流区間でしか走っていないので初めての対面。いやかっこいいなこれ…
自分はあまりこういう面縦!とか編成!的な感じのカッチリした鉄道写真ってあまり撮ってない傾向にあるがさすがにコイツはキメちゃう。
最近は九州島内用のEF510なども登場しているから結構先は長くない。

その後は川内での1時間程度の停車時間を使って肥薩おれんじ鉄道線内まで進む。向かったのは薩摩大川。
撮影地がどこだかいまいち把握していなかったが、途中から前を走っていた車が撮り鉄の車に見えたので(沿線をそこそこのスピードで走るタイムズカーシェアの車ってだいたい鉄では?)後をついていくと、ドンピシャ。
天気が不安定で、晴れたり、薄晴れだったり、曇りだったりを繰り返している。 一番不安な天気だよねっていう…
そして…


☆めちゃくちゃ加工しています☆
結果はヌル晴れ。ドン曇りとか、マンダーラにならなかっただけマシではあるんだが、クッソ微妙~~~~~な結果に。
納得がいく状態になるまで2日間くらい時間を要した気がする。まあうまくいかないよね。
ここは来年に再履修となった。
というわけで鹿児島市内へ撤収…しようとしたところに最後の被写体が。



ななつ星!!!もはや日本では知らない人はいないといってもいいくらいの、超絶豪華クルーズ列車。
先頭のカマは北海道や愛知でも見かけるDF200だが、客車に合わせたつやつやの茶色い車体に、金色の装飾。
輝くななつ星のエンブレムが誇らしい。さすがクルーズの先頭を引っ張るカマなだけある。

西方で停車時間があったので追い抜いてもう1発。



またもヤシの木と。かなりギリギリでの到着だったが、なんとか間に合わせることができた。
いつか乗ってみたいですね(金なさすぎで乗れん)

というわけでこの日の撮影は終了。高速で鹿児島市内へ戻り、ホテルにチェックインしてから芋焼酎‼鳥刺し!
鹿児島の酒を味わっていたら疲労もあったからか2杯ちょっとでべろべろに。陽気な状態でオンゲキをやって「鹿児島勢」を獲得。
死にそうになりながらホテルに帰還、もう電源が切れたように爆睡。

1日目はここまで。2日目はふたたび指宿枕崎線を狙って南下していきます。乞うご期待。
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