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2023-4-24
帰り道の寄り道~豊橋~ 関西遠征#3
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六甲山を攻める通勤電車 関西遠征2
いざ行かん、最南端の地へ #1
前回からの続きです

新大阪にレンタカーを返却して新快速、米原から快速と乗り継ぐこと4時間。
名古屋都市圏の外縁にあたり、東海道本線の運転系統が大きく分断される地、豊橋に到着。
わかっていたことだが、新大阪を21時に出た時点で小田原までダラで帰れるわけがなかったのでこの日は豊橋で宿泊することに。
というより、21時に新大阪を出てその日の終電で豊橋まで行けてしまうという事実にびっくり。ずっと転クロなのもあってかあっというまについてしまった感じがする。

シンデレラ・プランという0時以降にチェックインする東横インのプランを使ってちょっとお安く宿泊。
豊橋駅前には亜熱帯という中京版快活とでもいえるようなネカフェがあるのだが、さすがに2日間ずっと運転してきた体はちゃんとしたベッドを求めていたのでそっちを選択。
朝起きて、いよいよ活動開始。まずはホテルの裏から市役所前の方へ向かって歩く。



豊橋もがっつりこんな感じの歓楽街が広がっていたりする。前回はこのあたりは全然寄らなかったので初撮影。



もう1本。こんな感じのスナック街がちょっと駅から離れたところにいっぱいあるの、地方都市って感じがする。地元の小田原も駅からすこし歩いたあたりがこんな感じの繁華街なので…
看板とかの雰囲気もちょっと都心、例えば歌舞伎町とかとは違ってこういう方がすごい自分には刺さる。



もうちょっと歩くと札木の近くに出てくる。 まだ新緑の感じも残っていたので神明公園で。





まあさすがに神鉄や北条鉄道よりは緑が深くなっていたがヨシ!通行人がうつっているのもいいね。
ちょうど通学の時間になったから大量のチャリに囲まれながら豊橋市公会堂の前まで歩く。



おぉ、すごい立派な様式の建物。まるで神殿みたいな立派できれいなアーチで見とれちゃう。左右対称になっているところもとても美しい。
調べてみると1931年築の建物で、1945年6月にあった空襲で市内が大きな被害を受けた時も焼け残り、今も現役の公会堂として立派な面構えを見せている。



その公会堂の前はこの時期らしく、たくさんのツツジが咲いていたのでこれを使わない手はない。





元名鉄のモ780形。ライトの位置がちょっと高いからか、ずっしりとした印象を抱く。
スタイルも好きだし、この車が奏でるGTO-VVVFインバータの音もとっても好き。
全車広告がされているので同じ車体でも印象がだいぶ変わったり、この車両はちょっと渋くて好き。



その後に来たのは元都電7000形のモ3500形!1年前のちょうどこの時期に都電とつつじを絡めていっぱい撮ったことを思い出したり…
この車種も例によって全車広告がされているが、一番好きな3501号車が来てくれた。地味に前回はずっと赤岩口にいて出てこなかったので初撮影。
都電の黄緑みたいな色がいい。



曲がっていくところももう1発。

歩道橋をあがると朝の通勤通学時間帯らしく、たくさんの人やチャリが往来しているのでそれと撮ってみる。



人がどのくらい来るかは結構運で、これを撮るまでに2本くらい空振りしてる。
電停から人がおりて、道路の反対側からわ~っと自転車が押し寄せてくる。市役所や高校が近く、結構な人がここで降りていた。



3500とも。今度は前回も撮った3504号車。

人もだいぶひいてきたので歩いているときに目を付けた喫茶店の横へ行ってみる。



意外と反射が厳しいw こういう喫茶店でゆっくりコーヒー飲みながら電車眺めていたいな。





車と車の合間から狙ってみる。結構シビア…
交差点でとまるからか、上り線に関してはそこそこ余裕はあったと思う。





ぐい~と曲がっていく。地味にここって国道1号なんだな~ってなった。





またもう一度札木の近くの公園へ戻って新緑をバックにもう1度。まあまあいい感じ。

10時になってしまったので労働開始。テレワークなのでまずはホテルの部屋の中でさっさと午前の労働を完遂(?)
さすがにチェックアウトの後もロビーで授業を受けるわけにもいかないので場所を移動…



まさかの3203号と出会い。てっきり自分の中ではビール列車とかおでんしゃなどのイベント時や団体貸し切りの時にしか出ていないイメージがあったので、定期の運用に入っているんだとちょっとびっくり。まあ豊橋には「のってみりん」という最強のツールがあるから、それを見れば何が来るかは一目瞭然だけど。

休憩後は豊鉄新豊橋駅の横にある豊鉄ターミナルビルへ。ここでレンタルスペースをやっているのでそこへ入場。
もともとホテルだったようで、スペースに入ってみるとベッドが撤去されているのと浴室が使えないこと以外はほんとにシングルルームの部屋と変わらない。
研修中も時折休憩時間が挟まるので、その間に軽くスナップしてみたり。



豊橋駅前のシンボルみがある、スペースシャトルが載っているパチンコ屋。駅から路面電車側のペデストリアンデッキに出るとまっさきに目に入るので、存在感抜群。
結構廃業してから時間が立っているような気がするが、いつまで残ることやら…

さて、本来はちょっと業務終了前に駅まで移動して、19時ちょっと過ぎくらいの電車に乗らないと熱海~三島を普通電車で越えられないのだが…
この日に限って、会社との個人面談が発生。普通に間に合わないのであえなく静岡から新幹線利用と相成った…
逆に、せっかく夜までいられるのでちょっとスナップしてから帰ることにした。





個人的に豊橋の駅近辺で一番雰囲気の好きなパン屋。看板や内装がすべて昭和の地方都市感が出てすごい好きな雰囲気。



あとは居酒屋のまえで1発。夜の路面電車と飲み屋の雰囲気ってやっぱり合うよね
朝にいった繁華街でもやろうと思ったのだが、意外ととりづらかったのとやはり車の被りが多かったので断念。




豊橋から浜松までは大垣所属の転クロで、浜松から静岡は平日だけの特権、ホームライナーに乗車。
人がいなきゃたったの300円で、浜松から静岡の1時間半、セミコンパートメントの部分を1人で占領できる。神かな?
いつもの土休日や、小田原までダラ修行するときにはこの区間は絶対ロングになってしまうので雲泥の差。



そして静岡からはついに使ってしまいました新幹線。ひかり号の最終であるひかり668号は静岡を出ると次は小田原まで止まらない。これまた神。
普段はゆっくり各駅に止まる区間を眼下に狂ったようにぶっ飛ばして…



あっという間に小田原着。はえええ~~~~~~
やっぱり新幹線パワーって偉大だなと感じる瞬間だった。地味に今回の新大阪から小田原までの帰り道で一回もロングシートに座らずに帰ってきていた。

…豊橋でシンデレラプラン使って宿泊して静岡から新幹線使うくらいだったら最初から新大阪からひかり668号のっていた方が安かったんじゃね?とか帰りの車内で思ったりしたが、気にしない。仮に同じ金額でも豊橋でトラム鉄できてるんだからそっちの方がいいのは当たり前だ。できればダラで帰りたかったけどね。
新大阪から静岡までがんばってダラで帰ってきたのに最後新幹線に屈服される謎のくやしさもあった。(ちなみに関東関西間でMLながらを使わずに走破したことがなかった)

というわけでもはや寄り道レベルではない寄り道を経て、関西遠征終了。
とくに兵庫県内の鉄道を撮ったことがなかったのでとてもいい経験になった。北条鉄道は秋にコスモスが、神鉄は紅葉もきれいだと思うので行ける機会があればまた行ってみたい…
だいぶ長々としたしめくくりでした。最後までご覧いただきありがとうございました。
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