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2020-11-2
秋近づく六十里越 #1
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四十年の眠りにつく女王 #1
秋近づく六十里越 #2
ある日知り合いから「只見線行かない?」とLINE。
聞いたところ只見工臨が走るらしい。
工臨とは「工事臨時列車」の略で、主にレールなどを運搬している。今回の只見工臨は現在も復旧作業が続いている只見線の会津川口~只見間に使用する新しいレールを運ぶそうだ。
ちょうど金曜日は大学の授業がない日。久しぶりに遠出することにした。


10月23日。前夜新宿でレンタカーを借り夜通し国道17号を走り国境を越えたどり着いたのは大白川。只見線の新潟側最後の駅である。
只見線の始発列車は大白川始発なので撮影することに。

天気はあいにくの雨。しかも結構本降りの雨で紅葉の山も霞んでいた。
撮影後は再び車を走らせ只見工臨の始発駅である新津へ。

発車の準備をすませていた。ちょうど回送のGV-E400が入ってきたのでパシャリ。
発車後はふたたびこの列車を撮影するため先ほど始発列車を撮影した大白川を越え田子倉へ。

六十里越道路。よくもまあこんな所に道を通したもんだ。 断崖絶壁を縫うようにしてカーブとアップダウンが続く道路、走りごたえがある。
田子倉の定番撮影地には多くの同業者がずらり。キハ40がいなくなって以来の大ネタに方々から駆けつけたようだ。道行く車のナンバーは関東のナンバーが多く、追っかけの同業者の車列がどこまでも続く状況であった。



通過前から大粒の雨が降り出し周りの山々がどんどん霞んでいく。結果通過時には背景の山は白くなってしまった。残念。
只見駅へ行く。この列車の目的値である只見では、運搬してきたレールの積み卸し作業が行われる。

只見駅前には只見線の各所で工臨を撮影してきた同業者が集結していた。



レールが固定されつり上げられ線路脇におろされる。 手慣れた動作でペースも早い。


「せーのっ!」かけ声をあわせながら作業をする。



レールのほかにもバラストや枕木などが置かれてあり、着々と復旧にむけて準備がされているなと感じた。
昼間の積み卸し作業を見るのは4年前の磐城石川工臨以来。 あまり工臨に興味があるわけではなかったが見ててとても面白かった。
只見行の普通列車の時間になったので再び田子倉界隈へ。



背景の剥き出しになった岩がたまんない。スノージェットがあるのも雪深い只見線の状況を忠実に表している。
その後の折り返し列車も撮影。




前々から撮影してみたかった場所で決められて満足。
最後は只見工臨の返空を撮影。バルブ撮影ではあったが三脚がないため手持ちでなんとかがんばった。

その後は東三条でバルブ。 しかし600km超の運転をぶっ通しで行った疲れが出てきたからかカメラを持って駅に入ったはいいもののベンチで寝てしまった。


#1はここまで。 #2では只見線の普通列車、臨時列車を片っ端から狙っていく。


れーるのーと 10/23 只見工臨など 今回の同行者のブログ。当方はあまり工臨のことは詳しく知らないのでもっとこの工臨について知りたいという方がいらっしゃったらぜひこちらもご覧いただきたい。
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