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2020-11-2
秋近づく六十里越 #2
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秋近づく六十里越 #1
薔薇咲く下町を歩く
#1の続きです。


ホテルに到着後お風呂に入って即爆睡し目が覚めたのは5時。
只見線の大白川始発の時間は6時22分。 長岡から間に合わせるため急いで支度をしてホテルを飛び出した。
かなり飛ばした結果始発よりもだいぶ早い時間に大白川に着くことができたので前日に只見工臨をバルブした大白川の俯瞰へ。

朝がめちゃくちゃ寒い。10月だというのに息を吐くと白くなる。

ここも前日に目星をつけたアーチ橋。
低速で通過すると思いきや意外と飛ばしていく。
次の列車まで時間がありまくるので大白川駅に戻り仮眠。そして駅の鏡を使って化粧をすませた。


2本目は大白川~只見の新潟側で。只見線内ではこの付近が一番紅葉が進んでいた。
この日の天気予報は曇り時々雨だったがまさかの晴れ。山の天気はどうなるかまったく予想がつかない。
折り返し列車まで暇を潰す。

この列車と大白川で交換する列車が臨時列車の「只見紅葉号」。今年はGV-E400が使用された。
普段はキハ110しか来ない路線。前日の只見工臨に引き続き珍客が六十里越に挑む。

めちゃくちゃミスマッチ。顔面のインパクトが強い車両が最近は増えているがこれもまた強烈である。

後追い。
この日は不通区間の会津川口側でも臨時列車が運転されていたのでそちらも狙いに行く。
運転していたので記録には残せていなかったが各所で復旧工事が続けられておりふたたび会津若松と小出が1本でつながるのも遠くないと感じた。

3年前の冬以来の第四橋梁。 東線の臨時列車はキハ40を改造した「ビューコースター風っこ」を使用した列車だった。
その後は会津宮下まで移動、只見線の王道撮影地である第一只見川橋梁へ。

天気が不安定!!!まさか切り位置だけ曇るとは・・・
コロナの影響で海外からのお客さんはぜんぜんいなかったが日本人のお客さんはいっぱい。この撮影地はもはや観光スポットとして有名になったといえるだろう・・・。多くの人々が興奮してシャッターを切っていたのが印象的だった。
今度は第三只見川橋梁へ。折り返しの風っこを狙う。

今度は雨かよ・・・
1時間もしない上に天気がころころ変わる。 露出などをいちいち調整しないと行けないので非常に苦労する。
またも背景の山が霞んでしまった。
この列車と会津川口行きの普通列車が会津宮下で交換するので少し移動して別角度から狙ってみる。

さて、追っかけスタート。 前が詰まるなど追っかけには不適な環境であったが、なんとお隣の駅であっさりと列車を抜かしてしまった。
そのためメガネ橋が移る構図で一発決める。

存在感たっぷり.余韻に浸ること無く車に乗り込み列車と並走。先ほども訪れた第四只見川橋梁へ。

キハE120も悪くない。軽快な音を立てて山へと消えていった。
最後に只見へと戻る。ちょうど只見発小出行の時間だったので1本撮影することに。

水滴がついてしまった。
良くも悪くも天気に翻弄される撮影となった。思った以上の収穫があったのは大きかった。
すでにレンタカーを返却するまで6時間。 只見から新宿に向けR298・R122と通り日光道から渋滞する東北道を避け新4号で南下していく。


しかし、今回の旅はそう簡単には終わらなかった。


まさかのパンク。 突然車が直進を保てなくなったと思ったら加速も悪くなり左から異様な音が。 近くにICがあったので降りて確認しようとしたらお釈迦となった。 50分も高速道路の出口の看板の下でレッカーの到着を待つこととなってしまった・・・。
結果、浦和美園でレッカーを下ろしてもらい電車で帰ることとなった。 旅を共にした車がレッカーでドナドナされていくところを悲しい目で見るしかなかった。 

このように壮絶なオチがついたが運が良かったと思う。 渋滞中なのもあってかトップスピードでパンクすることはなかった。もしそうなっていたら僕はこの記事を書くことはなかったかも知れない。


「秋近づく六十里越」は以上で終了です。 ご覧いただきましてありがとうございました。
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