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旅行記・ブログ
2020-10-30
薔薇咲く下町を歩く
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秋近づく六十里越 #2
未知の秋を訪ねて #1
秋薔薇が美しい季節になった。
秋の風物詩といえばやっぱり"紅葉"だが、薔薇の力強く鮮やかな花を咲かせるその様も負けてはいない。
その秋薔薇とのポトレを狙っていく。


今回訪れたのは「旧古河庭園」。1917年に当時の古河財閥の3代目、古川虎之助男爵の邸宅として整備され、1919年に洋館・洋風庭園・日本庭園が竣工し完成となった。
1956年に都市公園となる。シンボルでもある洋館は荒れ果てていた状態であったが1982年から7年をかけて修復されたという。

金曜日の昼下がり。同行者と上中里駅から歩いて旧古河庭園に向かう。
そういえば地味に上中里駅で降りるのは初めて。 越中島に次ぐ23区内の駅利用者数ワースト2だからか、ものすごく静かだった。
入ったのはいいものの平日の昼だというのに薔薇の西洋庭園は壮年の方々で大混雑。先に日本庭園の方を見に行くことにする。

今回の同行者のO氏。 このサイトでは初登場になる。
普段廃墟などに行くと同行者のS氏をポトレすることが多いが、こちらも可愛くシャッターを押す手がとまらない。

日本庭園にはよく鯉がいるイメージがあるが、ここも例外ではなく立ち止まっていたらたくさんの鯉が集まってきた。
30分くらい駄弁りながら園内を巡っていたら西洋庭園も人が引いてきたので撮影する。

洋館をバックに。石積みの重厚感が後ろから伝わってくる。

今度は薔薇を入れて。洋館×人×薔薇ってめっちゃ合うなと思った瞬間。







薔薇単体でも。薔薇といえば真っ赤な品種を思い浮かべるがこのような可憐なピンクの品種なども目立ってとても良き。
せっかくなので洋館でアフタヌーンティーでも・・・と思ったが我ら万年金欠。諦めて旧古河庭園を後にする。
北区コミュニティバスと都電を乗り継いでたどり着いたのは三ノ輪橋。


都電の三ノ輪橋駅は薔薇に囲まれてホームがありまるで箱庭のよう。



今年も撮れた、都電と薔薇のコラボ。 




灯りに照らされた薔薇も美しい。
最後は都電全30駅の中で三ノ輪橋と庚申塚のみあるレトロなタイプの駅名標とO氏を絡めて。



暗くなって灯りが付いた駅名標がぼんやり照らす。
都電のこのタイプの駅名標は線路と並行になる面が白地に黒字の丸ゴシック、垂直になる面が赤地に白字の明朝体とデザインが違う。
こういう細かいところも都電の面白いところである。 ちなみに私はなぜ違うのか分からないので有識者の方がいたら教えていただきたい()
疲れたので休憩。一番近い喫茶店に入る。

なんと駅の真横が喫茶店! 都電を眺めながら一息つける鉄道好きにとっては神スポット。
ボール紙で作られた模型もおかれていた。これもとても精巧。


都電の焼き印が入ったパンケーキ。 400円也。
東京を始め全国にチェーンを持つ「珈琲館」だがこれは三ノ輪店のオリジナル。 とてもよかった。

三ノ輪を後にしてどこ行こうか迷った結果、浅草へ。




浅草寺で2発。
この後おみくじを引きまたもや凶。 「旅行:危険が伴うでしょう」などといわれては旅好きの私への死刑宣告である。
まあ前回の只見からの帰りにパンクして立ち往生するなんてこともあったが・・・w


「薔薇咲く下町を歩く」はこれにて終了。
初めてのポトレメインのJourneyだったがいかがでしたでしょうか。
では。
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