#1の続きです。
2日目の朝。 前日のような雨は降っておらず雲の隙間から青空が。
前日ちょっとしたトラブルで寝付けなかったが早速朝風呂に飛び込む。 夜には真っ暗だった紅葉の山々を見ながらの温泉は気分がアガる。
この数時間でどんだけQOLが上がったことか・・・
お風呂を出たら朝食。
朝からめちゃくちゃ豪華。 写真には入ってないが米もとても美味しく朝から3杯もおかわりをしてしまった(笑)
今回宿泊したホテルは平湯温泉街にある「岡田旅館 和楽亭」。
サービスも行き届いており温泉もよく食事も美味しくでとっても良かった。 また宿泊したいなと思う。
ホテルをチェックアウトしすこし平湯を周遊。 近くに平湯大滝があるので行ってみる。
でかい! 落差64mというド派手な滝。2月の寒い時期になると結氷するらしい。
もうこのサイトではおなじみ、今回の同行者のS氏。
滝を見物に着ていた人はみな山に登ったりするようなアクティブな格好だったので、歌舞伎町のホストで貢いでそうな女性が着ていそうな服(語彙力と偏見)を着ていた我々はだいぶ浮いていた()
国道158号。 前日の夜雨の中走ってきた道だ。
暗い状況ではわからなかった道の全容がはっきりとわかる。 巨大な橋にループ。
日本の土木技術を垣間見ることができた。
平湯を後にし安房峠道路を抜け長野県へと戻ってきた。
沢渡の紅葉が綺麗だったのでトイレ休憩がてら撮影。
紅葉の赤と髪の青の対比がいい感じ。
11月の上旬、東京では異様に温度が高い日が続いていたがこちらは普通に寒かった・・・
さらに国道158号を下り、松本から中央道で一路諏訪へ。 そのまま諏訪大社を訪れた。
ちょうど家族連れが本社の中に入っていったのでなにかなと思ったらちょうど七五三。
七五三の頃の自分はもっとかわいかったなと心の中で涙を流しながら撮影続行。
太鼓。デカい(語彙力)
ここは舞台となっており神事の時などに使われているのだろうか。
大樹。それの右側にあるやけにまっすぐな木があるから何だろうと思うと同行者曰く「御柱」だとのこと。
御柱祭とはこの諏訪大社での最大の行事である。
有名なのは木落しといわれる、ものすごい傾斜の「木落とし坂」を駆け下る御柱の姿だろう。
毎年死傷者を出す危険な行事でもあるが、迫力満点、男の祭りの真骨頂といったところだ。
諏訪大社の次は同行者の勧めで諏訪に本店がある「ハルピンラーメン」でお昼。
ピリ辛のスープがとっても美味しい。雰囲気的にはピリ辛味噌?的な感じの味がした。
ハルピンラーメンは長野県内には上諏訪、下諏訪、塩尻、松本の4店舗しかなく県外には店を構えていないのでぜひ長野にいって食べてみてほしい。
食べ終わってからいよいよ2日目のメインディッシュ、ビーナスラインを駆け上がっていく。
こんな感じの景色が車窓をすっと彩っている。 控えめに言って神。
カラマツ。 標高1200mを超えたあたりから広がりだしてきた。
謎の鳥居。 この場所には2つ設置されていた。
S氏も。
この場所で写真を撮っていると山の上にやけに人だかりが見えたのでそこまで急行していく。
車を降りて景色が開けると我々は言葉を失った。
これは・・・すごい。 どこまでも広がる紅葉の山々。 さながら海といった方がいいのか。
山の影が伸びてくるなどコンディションとしては良くはなかったが手を震わせながらシャッターを切った。
ここでも撮影。背景が雄大。
この景色を見ただけで「ああ、信州に来て良かった」と感じることができた。
この後は車をさらに走らせ白樺湖へ。
こちらは紅葉も終わりすでに冬の姿。日もどっぶり暮れてきたのでシルエットで一発。
このまま国道152号を下れば諏訪市の中心部に帰れるがそれではつまらないのでさらに霧ヶ峰をめざす。
車の扉を開けた途端ピリリと冷える空気。 霧ヶ峰の標高は1925m、東京に住んでいる我々は普段地を這って生活しているのかというくらいの標高である。
諏訪の中心街からも1200mほど登ってきた。 まるで「果て」といったような景色が広がっている。
雲の隙間から見える夕空とススキ。
ほんとは星が見たかったが・・・ あいにく小諸側から大量の雲が押し寄せていたので諦めて山を下る。
山を駆け下ること30分。 たどり着いたのは「立石公園」。
諏訪湖を一望できる公園であり、諏訪湖花火の際には撮影の名所でもある。
今年は中止になってしまったが当方も3年連続で訪れている場所だ。
諏訪市の夜景をバックに。 ああ、ガチ恋しちゃいそう(n度目)
2日目の撮影はこれで終わり。 ホテルに車を置き夜。
夜ご飯は上諏訪駅前の魚民()
サービスで唐揚げを20個頼んでしまいお腹がパンクした(定期)
この後、諏訪湖を散歩しながら駄弁ろうかとしていたが夜風が冷たい。 震え上がる寒さであった。
そのためホテルへ退散。 そのまま爆睡してしまった。
遠征最終日は、いち早く冬を体験しに山へふたたびアタックしていきます。
乞うご期待。