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旅行記・ブログ
2020-11-14
琥珀の秋、紺碧の空
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未知の秋を訪ねて #3
里山の輝く秋
TwitterのTLを開くと、6050と紅葉のカットが流れてくる。
インスタを見ても6050と紅葉のカットが流れてくる。
いてもたってもいられなくなった私は突発で野岩鉄道へ出撃した。


日付が変わる直前に日暮里を出て東北道をひた走り、午前1時半に今市。
そこからさらに車を走らせて40分。 着いたのは戦場ヶ原。
この日は晴天、しかも新月の前日で月が出てこないという星空撮影にはバッチリのコンディション。
しかしその分気温は非常に低く0.5度な上に北風が容赦なく吹き付ける寒さ。


ここまでの星空を見るのは初めて。
肉眼ですら無数の星が輝いている様を見ることができた。



言葉では表せない美しさ。
3枚目の枯れ木のカットは、日光市街の光害を逆手にとって存在感を出せた。
大満足!


中禅寺湖まで降りてからまた一発。
かすかに青く映る湖がなんとも美しかった。

星空撮影を終えていろは坂を下る。
夜のいろは坂なんだから・・・「掟破りの地元走り!」ということでCRAZY FOR LOVEをかけて山を下る。
が、前が詰まってしまいノロノロと山を下る羽目になってしまった()

さて、仮眠をし目が醒めたら夜も次第に明けていた。 6時台の列車は全てミスってしまうという失態。
7時台から気を取り直して撮影再開。

まず1発目は五十里湖の橋梁から! 見事に水鏡が決まりご満悦。
紅葉はこのあたりが限界で山のさらに上はすでに冬の姿に変わっていた。


川治温泉のお立ち台に戻り普通列車を1発。
この山はまだ色づきがいい!

カメラを振ってもう1発。

川治温泉で先ほどの普通列車と交換した快速AIZUマウントEXP。


6050と会津鉄道のディーゼルカーを捕獲して大満足。
次は龍王峡駅近くの小さな橋梁で撮影。

明るい日光が、秋の葉を通じて沢を琥珀色に染める。

感無量だった。

まだ11時だったが1時に軽くおにぎりを頬張ってから何も食べていなかったので昼。

山菜ゆば定食を食す。 めっちゃうまい。
写真に撮る前に食べてしまったが鮎の塩焼きも食べた。 やっぱり山にきたら川魚。

今度は川治ダム沿いへと行く。

この光景を見るたびに野岩線が両端から接続する東武・会津線と比較してものすごく高規格だと感じる。
東武・会津線が山を迂回し弱々しいレールの上をゆっくり進むのに対して、野岩線は山をトンネルと橋梁で突き抜け爆速で進むのが特徴。
さて、今撮影した列車が目の前で下りの普通列車と交換したのでこちらも慌てて場所移動。

間に合わなかった。
列車の姿こそ捉えられたが、想定した切り位置では切れなかったのが残念。


この後太陽は14時なのに高い山の向こうへ沈んでしまった。
やることがなくなったので鬼怒川温泉へ戻りSL大樹を撮ることにする。

C11が入替を行っていた。


汽笛を鳴らしてゆっくり発車。 SLの煙の匂いが全身を包んだ。


今回の撮影はここで終了。
同行者は会津鉄道の「現場猫ヘッドマーク」を撮影するために会津田島へと北上。 自分は時間もなかったため鬼怒川温泉から急行を乗り継いで帰ることとなった。

およそ1年ぶりの6050。 
6050を撮って乗って、と非常に充実した一日となった。


ご覧いただきましてありがとうございました。
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