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2021-2-20
伊豆の踊子、最終公演 #1
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早春の嵐・房総
伊豆の踊子、最終公演 #2
昨年の秋、いよいよ引退を宣告された電車がいる。
「185系」だ。 国鉄時代に製造された特急型電車で、「踊り子」の運用についていたが寄る年波には勝てずついに2021年3月のダイヤ改正でその運用から撤退することとなった。
2月終盤、河津桜と菜の花に囲まれて舞う「伊豆の踊子」最終公演をこの目で見ようと伊豆へ発った。


電車を乗り継ぐこと2時間半。まず最初に向かったのは河津。
その名の通り、「河津桜」の原産地である。 早春の時期に見頃になるためこの日は185系狙いで訪れた鉄道オタク、一足早い花見を楽しむ一般人でごった返していた。

定番の撮影地で奏坂写真部一行と合流し撮影開始。
普通列車もシブい。


さて、主役である踊り子の登場。
一斉に切られたシャッターの音が木霊した。


続行で普通列車も来たのでこれも撮影。


青空に河津桜のピンク、185系のグリーンのストライプがよく映える。


交換の普通列車は河津桜の隙間から連結面!

いろいろ試したい構図はあったのだが、人が多すぎて制約が厳しめ。
一旦河津桜から離れて、海と絡めることにする。


伊豆急行線は伊豆半島の東海岸に沿って走る路線だが、結構高規格・トンネルの多い路線で海のそばを走る区間は数少ない。
車内で必ず観光案内が流れるなど伊豆急の中でも随一の車窓だ。


先ほどの普通列車との交換で踊り子がやってきた。
海岸には誰もいない。 踊り子のためだけのプライベートビーチといってもいいだろう。

お腹も減ってきたので昼飯。


片瀬白田駅から徒歩3分のところにある「中華ふるさと」の肉チャーハン。
とっても美味しい。 普段のチャーハンと比較すると肉が主役でガツガツ食える。
味もしっかりついており、2杯目が頼みたくなるほど。
この肉チャーハン、発祥は伊豆稲取(隣の駅)の「かっぱ食堂」。いまでは東伊豆のB級グルメの地位を確立している。


昼飯を食べ終えたところで、今度は海が見える俯瞰へと移動する。


まずやってきたのは「サフィール踊り子」。
全車グリーン車、個室やビュッフェまで備えた超豪華列車である。
先代である「スーパビュー踊り子」と比較して一気にラグジュアリー化、一方でSVOに使用されていた251系はこの1年前に引退しもう現存していない。


その後普通列車がやってきて・・・

その列車と交換する形で踊り子がやってくる。
通い慣れたこの道を行くのもあとわずか・・・。

片瀬白田である程度撮影が終わった奏坂写真部一行は河津へ再び戻る。




16時でこの光線。桜は夕焼けの光を浴びてとても輝いていた。
執筆時(6月末)だと18時半くらいになってようやくこのような光線になるので違和感が激しい。
すっごい細かいことなのだが、後ろの編成のスカートだけなぜか青い。


交換列車は午前中に185系を取った場所で確保。


ギラギラと輝くステンレスの車体。
塗装されている車の方が風景での見栄えはいいが、ステンレス車両もこういうところがとても好きである。


さて、早いようだがこの日の撮影はここで終わり。
あれ、185系はどうしたのかって? 全死しました。。。


再び電車に乗りこの日の宿泊先であるホテルへ。
夜は地酒のバイキング! 奏坂写真部一行、御飲酒・・・!



その結果がコレ・・・!
自分も少し酔いが回り、一番呑んだ人はMELTDOWNを起こしてしまった。
いま考えるとめちゃくちゃである。
やはり一日中動いていたのもあってか、だんだん眠くなり気がついたら意識は夢の中へと消えていた。


次回は2日目。
朝から日の出を見に単身で片瀬白田へ特攻していきます。
乞うご期待。
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