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2021-3-8
井の頭線まちあるきポトレ
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都電春うらら #1
小湊里山博士 #4
刹那、邂逅
河津桜が終わり、ソメイヨシノが咲くまでの間に我々の目を楽しませてくれるのが、「梅」。
桜とおなじで白っぽいモノもあればピンクっぽいのもあり、春の雰囲気を出してくれる。
そんな梅が井の頭公園にもあるということなので、今回は吉祥寺から井の頭線沿いを散歩しながらポトレしていく。


同行者と池袋で合流し、中央線に乗って吉祥寺へと向かう。
吉祥寺、小さい頃(まだ吉祥寺に伊勢丹があった頃)には家族の用で頻繁に行っていたがここ最近はなかなか行くこともなかった。

吉祥寺に着いたときにはすでに正午を回っていたので、ご飯。


今回訪れたのは「くぐつ草」という喫茶店。 隠れ家みたいな雰囲気で、ここのイチオシはカレーだというのでカレーを注文してみた。
スパイシーながらも落ち着いた味で、食べやすく美味しかった。

ご飯を食べ終えた後は井の頭公園へと向かう。

このサイトでは初登場のknm氏。
椿の花をバックに。



こちらはサザンカ。
花の形が違うが、木が似ているためどっちがどっちなのかわからなくなる。




光がさしてきていい感じに。 デジタルで撮っているがまるでフィルムのような色の出になった。


今回のモデルであるknm氏もバリバリ写真をやっている方なので、撮影してもらった。
フィルムの雰囲気はデジタルと違ってこれがまたいい・・・



椿の花がいっぱい落ちていた。 なんだか寂しい。




しだれ桜ならぬ、しだれ梅と絡める。
前に花などを置いてぼかし、その後ろにモデルや電車を置く所謂「花ボケ」が大好きなのでこのように下に垂れ下がってくるしだれ梅は非常に俺好み。


百花繚乱。


井の頭公園といえば池にあるアヒルボートが有名。
乗ろうかなと思ったが、結構並んでいたのと自分の体重にボートが耐えられるか心配になって(?)諦めた。
人のいない散策路を歩いて撮影する。




井の頭公園に来る前に、花屋で「ミモザ」を買ってきていた。
なんの花なのかと思ったが、アカシア属の花らしい。いまいちピンとこなかった。
小さい黄色の花がなんともかわいらしい。
ちなみに自分は2,3年ほど前にこのミモザを菜の花代わりにして花ボケで都電を撮った記憶がある・・・


今度は花を渡してあげる感じで。
花が軽いとはいえ、左手にミモザ、右手にカメラを持ちながら片手でシャッターを切るのはなかなか難儀した。


ついでに自分も撮ってもらった。
モノクロフィルムもまた味があって素晴らしい。 一時期フィルムにもはまっていたのだが、カメラが不調になってしまいなかなか手を出せずにいる・・・


最後に横顔で。

ここから井の頭公園駅へと向かう。
歩いていると小さな川が出現するのだが、


(別日撮影)
神田川の源流となる部分である。
結構流れも清らかで、里山の雰囲気すら感じる。
これが都心まで来ると緑色のくっさい川になってしまうのか・・・と複雑な気持ちを抱いてしまう。



井の頭公園駅から井の頭線に乗って、駒場東大前まで移動。 そこから渋谷まで徒歩。
ふと歩いていると空がドラマチックな雰囲気に。 

めちゃくちゃいい感じの空。
電車側に一切光が回らないたために露出の調整が難しいがなんとか画にすることができた。

そこから歩いて坂を下っていくと神泉。


神泉の駅は進入直前までトンネル、そして駅構内からふたたびトンネルと、武蔵野線の新小平駅や野岩鉄道の龍王峡駅を彷彿とさせるような構造。


踏切の中に立ってもらう。
やがてカンカンカンと踏切が鳴り出し・・・


トンネルから急行列車が飛び出して駅を颯爽と通過していく。


階段の上からも。
なんだか下町、いつも見慣れた都電荒川線のような風情が漂う。
神泉は渋谷の隣駅で、しかもたった500mしか離れていない。
それでもネオンが輝き多くの人が行き交う渋谷とは違う、すこし安心感すら覚える景色がそこにあった。


その後は神泉から渋谷へ、再開発によってめまぐるしく変わっていくその様をじっくり味わいながら歩いた。

今回はここまで。
しばらくポトレと鉄道を交互に出していくような形で投稿していくので、よろしくお願いします。
ご覧くださいましてありがとうございました。
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