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2021-4-3
花桃香る春の鉄路 #1
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小湊里山博士 #6
水面に写る春
花桃香る春の鉄路 #2
やっとこのブログの記事も今年度を迎えることができた。
一時期更新を全然やっていなかったせいでこのサイトの世界だけ数ヶ月前を行っているようだ(?) 今後もちゃんと更新していくので、ご愛顧いただきたい。


3月の間、菜の花と桜ということで小湊鐵道や都電、中央線などをいろいろ撮影していたが忘れている路線があった。
桐生から足尾を結ぶ第三セクター、「わたらせ渓谷鐵道」である。
この路線の春、といえばやはり咲き誇る桜、そして花桃。
3年前のリベンジ、いざ出陣。


レンタカーを借り、車で桐生へと向かう。
最初に向かったのは大間々~上神梅の間の桜、有名撮影地だからか多くの撮り鉄が集結していた。 そして待つこと35分・・・

列車はやってきた。 "雲"を連れて。
なんということだ・・・

この2枚の写真、桜の奥にある新緑の木に注目していただきたい。
1枚目のカットではギリギリ日が当たっているが、2枚目のカットでは完全に日が当たっていない。
晴れたら晴れた時の色出し、曇ったときは曇ったときの色出しをすればいいと思っているが、どうにもできないマンダーラだけは勘弁してほしいのだ。
幸先悪いスタートになってしまった。

今度は先ほどのカットの右側の桜の下から狙う。




先ほどの普通列車が折り返してきた。 そのすぐ続行で・・・




今回のお目当てのひとつ、「トロッコわたらせ渓谷号」。
原色の方を期待していたが、こちらはこちらで統一感があっていいと思う。

こっから追っかけ! 次の停車駅である水沼へ先回りをする。


なんとか間に合った。 箱が入ったり背景に家があったりとなかなか条件はよくなかったが・・・
水沼駅前の信号で2回引っかかった時にはもう間に合わないと覚悟したので、間に合っただけ良しとしよう。

さらに追っかける。 次の停車駅の神戸では13分も停車する。
その間に先回り。


間に合ったものの、神戸駅周辺は花桃狙いの撮り鉄・一般客でごった返し、駅の駐車スペースも駐車待ちで大渋滞。
撮影効率をあげるためにレンタカーを使っているがこれではかえって足かせになってしまう。


連結面。 これでDE10が原色、12系が青だったらなんだか普通列車みたいだなあと思いながら撮った。

この列車を撮影している間、駐車待ちの列は1mmとも進んでいなかったので列から抜け出し、別の撮影地へ。


立派な桜と古びた木造の建物。
この建物、「旧花輪小学校記念館」といいその名の通り廃校となった小学校の校舎である。
明治6年に開校と歴史が古く、平成13年に統廃合によって廃校になるまでずっとこの木造校舎が現役。
なんだか「のんのんびより」に出てきそうな雰囲気だ。

この列車も神戸で17分も止まるというので追っかけ。 余裕で追いつき今度は定番撮影地の方へ。



春爛漫、花桃と桜に囲まれる。
花桃は全体的にピンク色のが目立ち、河津桜や紅梅よりも赤味が強いものもある。
ソメイヨシノが表現する春に比べると、ビビッドで元気なイメージが湧く。


先ほどの列車と沢入で交換してきた上り列車を撮影。
このブログを書いていて気づいたのだが、よく見るとこちらの列車はスカートが強化されている。


駅の跨線橋で撮影しているのは高齢者が多かった。 登山や足尾銅山観光と兼ねているのかな?
この列車もこの駅で12分止まるので急いで神戸駅を後にし水沼駅へ先回りする。


立ち位置をミスってしまった。 まあいいか。
今度の列車は大間々で交換してくるので待つ。


爺が写り込んでしまった・・・
この列車を追いかけ、ふたたび神戸の有名撮影地で。


茶色一色という風景では目立たない色をしているが、彩りのピンクに囲まれれば存在感も上がる。


後追い。
この後列車はダム付け替え区間のトンネルを入り、急勾配をあがって足尾へと向かっていく。


前半はここまで。
後半では、午後のトロッコ、そして廃墟探索を行っていきます。
乞うご期待。
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