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2021-1-31
富山静養の旅 #4-1 飛騨編2
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富山静養の旅 #3-2
飛騨・白川郷編
富山静養の旅 #4-2 フィナーレ
前回からの続きです。


緊急事態宣言によって閉店が早まり、まさかの夜飯がコンビニ弁当になってしまい落胆する奏坂写真部御一行。
3日間、富山"静養"とは思えないほどの距離を移動し雪の中満身創痍で撮影していたため疲労困憊。
早くに寝てしまった。


翌朝。 外を見ると雪が降っていた。
天気予報では曇りのち晴れとなっていたため思わぬ雪の補充に大喜び。
予定では積雪量の多い飛騨古川以北で撮影だったが、変更し高山本線随一の撮影地でもある飛騨小坂をめざす。

特急ひだ2号に追われる形で国道41号線をいく。


到着してすぐ、山の奥からジョイント音が聞こえ・・・


雪の谷をいくひだ、カッコよすぎる! エモいの一言では感情が収まらない。
秋の遠征の時にも雪の情景を頭で思い描いていたが、こんなにも早く画にすることができて、感動。


特急のすぐ後に普通列車がやってくる。
高山本線のこの区間の普通列車はキハ25で統一されている。313系と瓜二つの顔面をした気動車だ。
どうしてもこの顔は電車のイメージが強く、なかなか慣れない。

隣の飛騨小坂で交換。
朝は意外にも普通列車の本数が多く、短いときには25分間隔だ。
とはいっても日中は普通→特急4本→普通とかいう特急主役路線だが。



川沿いを走る特急ひだ4号。


後追いも!


ひだ4号が行くとすかさず普通列車がやってくる。高山本線の朝は忙しい。

こちらも後追い、しかし構図が崩れてしまった。


さらに普通列車。 ひだ4号の構図を川メインにして撮ってみる。
ある程度撮影したので、次は渚駅付近へと移動する。


風景が最高すぎる。
キハ25も悪くはないが、キハ40が走ってた頃に一度行ってみたかったな・・・


交換してきたひだ6号は岐阜側が非貫通先頭車!


名古屋からの下りひだ1号。
気動車特急あるあるの変態連結(同じ向きの先頭車を繋げる)の編成。
1両単位で動かせる気動車ならでは。


ひだ3号。
晴れてしまって線路は山影。ちょっと残念。
よく見てみるとひだ1号より壮絶な変態連結を行っているw
この写真には6両分写っているが、中間車は1両のみ。
←-→→←←、変態連結ここに極まれり。


その後鉄橋にも少し陽が回る頃になって普通列車が。
昇る太陽の光でステンレスの車体が輝く。


晴れてきたことで気温が一気に上昇、見る見るうちに木の枝に積もった雪が溶けていく。
高山市街へ戻り、前日の夜に食べられなかった飛騨牛を食す!


キタキタキタキタ!!!
15時間前に悔しい思いをしたあとに食べる飛騨牛は、格別の美味しさだった。
舌でとろけるやわらかい食感、いままで食べてきた牛肉を根底からひっくり返すような感覚に再び出会えた。


昼飯を食べ、ふたたび撮影に戻る。
太陽が出てから既に4時間。 山々の雪はすっかり溶けてしまった。


というわけで、久々の編成撮り。
感覚がだいぶ鈍っていたがちゃんと撮れた。顔の横に家があるが・・・
この列車は飛騨古川始発の6両の名古屋行きと高山始発の4両の大阪行きをあわせ、堂々の10両で飛騨路を駆けていく。

さらに北上。 前日に撮影した橋の反対側から。


山が太陽の反対側なので辛うじて雪が残っていた。 水墨画っぽい一枚。
この後は普通列車も特急列車も2時間以上来ないので岐阜県を抜けふたたび富山県へ戻ることにした。


次回は富山静養の旅、最終回。
予報を欺き、コロコロ天気が変わる中フィナーレ。
旅の最後にどのような風景に巡り会えるか。
乞うご期待。
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