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2021-5-2
新緑野岩静養記 #1
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Ringing Bloom #1
新緑野岩静養記 #2
季節が進み、関東近辺の山々も芽吹き出した。
撮り鉄の友達から「野岩鉄道で新緑の風景を撮影をしないか」と言われ、即決で行くことに。
去年の6月から深緑、紅葉、雪景色の3パターンを撮影してきたが、唯一新緑のカットを持っていなかったのでここでコンプリートといきたいところだ。


同行者と小山で合流し、レンタカーを借りて一路北上。
途中の新鹿沼で東武線経由でやってきた同行者を拾い、まず向かったのは北鹿沼駅付近の橋梁。


早速6050系がやってきた。
野岩線エリアでは見れない4両編成。 昔はこのほかに6両の快速が駆け抜けていたのだが、ろくなカットが残っていない・・・


ケツを切ってしまったが「雅」塗装のスペーシア。
スカイツリーの開業記念でライトアップのカラーをまとっていたスペーシアだが、109Fを皮切りに登場当時のカラーへと復元されていくようでこの色のスペーシアもそう長くはない。
巷では塗装費削減ともいわれているが真相はいかに・・・


初夏の雰囲気。
もうこの記事を書いているときは晩夏になってしまったが・・・


もう1カット。


今回の同行者達。 おきまりの入水鉄。
今度は明神駅付近へ移動する。

最初にきたのは20400系。
いつの間に新栃木以北へ勢力を拡大していたようだ。
記事を書いている頃(8月下旬)では既に区間急行の運用1つを奪ったということでこの区間の6050もいよいよ危なくなってきた。


まだ5月だというのにとても大きな入道雲。
盛夏を先取りしたような空に一向大興奮。





だんだん入道雲が近づいてきた。不穏。




6050と金スペ。
この日はとにかく風が強く田んぼの水面も全く安定しない状況でこの2本だけなんとかマシ(?)な状況。

明神から今度は鬼怒川線へ移動。


倉ヶ崎新田。
#16 深緑と6050でも訪れた田んぼのエリア。
この時期らしく鯉のぼりが空を泳いで・・・いなかった。
先ほどまで明神で爆風を浴びたのに倉ヶ崎新田では無風。
風が全く誠意を見せてくれない。

雲はいつも通り誠意を見せてくれなかった。
背後晴れという最悪のパターン。 ちょっと鯉のぼりが泳いでくれたのが良かった。



やっちまった。
無風の状態で構図を組んでいたせいで鯉のぼりが泳ぐことをすっかり忘れ尻尾を切ってしまった。
風が吹いたり止んだりで構図を組むのにとにかく一苦労。


前菜はここまで。 いよいよ野岩線エリアへと入っていく。


龍王峡駅で川魚を食べた後ちょうどやってきたので撮影。
その後は川治ダムのダムサイドへ。
この場所からは川治湯元駅付近を走る電車が遠望できる。




山だけの構図と川を入れた構図の2つを撮影。
山の木々の色は完全に緑になったやつ、芽吹き出したやつ、まだ冬枯れの状態のやつと様々。
この状態のことを俳句では「山笑う」という季語で表すらしい。
いまいちピンとこないが「臥遊録」という古典から転じているのだそう。


先ほどの列車と中三依温泉で交換した上り列車を小網ダムで迎撃。
これを持って小網ダムでは新緑、深緑、紅葉、雪景色の全風景を制覇。
ただ紅葉は爆風で思ったような結果が残せていないので今年の秋に再履修をする予定だ。


この列車と新藤原で交換する下り列車を今度は龍王峡で。
かなり時間がなかったが、なんとか間に合った。




その後すぐに喜多方からやってきたAIZUマウントエクスプレス4号とすれ違い。
かつては3往復あったこの快速列車だったが、会津鉄道での度重なる脱線で2往復に減便され(1往復は6050系の普通列車の代走)てしまった。
スペーシアと連絡し会津鉄道線内も結構飛ばす快速だったがいまではその座を「リバティ会津+リレー号」に譲り、通過駅が男鹿高原だけというもはや実質各駅停車な列車もある。


時間があったので川治湯元駅の下の川からも1発。
これをもってこの日の撮影終了、ホテルへと入庫するが・・・

このホテル、トレインビューのホテルであった。
しかも普段撮影できない角度から撮影できる! なんて電車博士欲をかき立てるホテルなのだろうか。
休憩なんて忘れて撮影に飛び出した。




まず6050系。




川治温泉で交換したAIZUマウントエクスプレス号。
緑の山々に白と赤の車体がよく目立つ。

しばらく列車が来ないので部屋で休憩してからふたたび出撃。


今回リバティの時間帯は移動に費やしてしまったので初撮影。
こう見るとリバティもかっこいいものだなあ。


日が沈み闇が迫ろうとする谷を照らす4つのライト! とってもかっこいい。ニャーベラス。


露出もなかったので流してみた。 あんまり目立たなかったが・・・


今度こそ撮影終了。
夜はバイキングでなおかつ日本酒も飲み放題だったのでいっぱい呑んだ。
ATAGAWA MELTDOWNにはならなかったものの完全にできあがった我々は部屋に戻っていろいろやりながら楽しい夜を過ごし、そのままぐっすりと熟睡したのであった。


#2では、再び朝爆睡する奏坂写真部員をホテルの部屋に置き湯西川温泉駅の新緑を狙いに行く。
乞うご期待。


もしお時間があったら、こちらの記事もぜひ。
・#J-30 雪と静寂の世界で こちら
・#J-24 琥珀の秋、紺碧の空 こちら
・#J-16 深緑と6050 こちら
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